今回はヘルメット紹介です!
4年ほどSHOEIのZ-7とJ-ForceⅣを使っていまして、さすがに内装がへたってきたので今回新しくアライのラパイドネオを購入しました。
なので今回は主にラパイドネオのインプレです!
今回は特にほかのヘルメットと比較せずに使った感想をご紹介したいと思います。
ラパイドネオを検討中の方に参考にしていただければ幸いです。
なぜラパイドネオを選んだ?
さて、まずは今回なぜラパイドネオを選んだのかというお話なんですが…
見た目と値段ですw
ネイキッドとか革ジャンに合うフルフェイスヘルメットが欲しいなと思っていたんですよね。
その時に丁度近所のバイクワールドでラパイドネオのセールをしていました。
たまたま、ラパイドネオならこのカラーかな、と思っていた新色のアイスブルーの在庫があったのでこれに決めました!
アイスブルー、落ち着きがあってとてもきれいな色です。
ちなみに、ほかの候補としてはアライのアストロGX、ショウエイのグラムスター、同じくショウエイのZ-8、OGKのF17でした。
アストロGXは欲しいカラーが入荷未定…
グラムスターは試着したらしっくりこず…
ということで早々に候補から外れていったのは内緒w
店員さんの話ではロングツーリングメインならレーシングヘルメットだと逆にしんどい。と
グラムスターよりラパイドネオのほうがロンツー向き
とのことでした。
それにしても、ヘルメットもここ数年で随分高くなりましたねぇ…
Z-7購入時はそれほど高くない金額でグラフィックモデルが購入できたんですが…
Z-7はド派手グラフィックの限定モデルを被っていました。
今は通勤用にしています。
ラパイドネオってどんな感じ?
さて、ではラパイドネオをかぶってツーリングした感想をお伝えしたいと思います。
私のラパイドネオはMサイズをベースに販売店でフィッティングしてもらったものです。
多少内装に詰め物をしているのと、メガネ用のスリットを作ってもらっています。
良いところ
・市街地走行では静か!
はい、これは市街地を走っているくらいの速度域なら静粛性が高くて快適ということですね~
帽体と内装ともにかなりの分厚さがあるのが効いているのでは?
・頑丈
頑丈さに定評のある世界のアライです。
公式HPでもひたすら頑丈さについての記述の多いというこだわりっぷり。
・セミスモークシールド標準装備
いちいちセミスモークシールドを買わなくて済むのはありがたいです。
・口元は涼しい&意外と通気性も悪くない
大き目なスリットのある口元は結構な風量が入ってくるので涼しいです。
暑そうな見た目の割にはベンチレーションはしっかりと仕事をしている印象です。
・見た目!
ほかのどれよりも勝る一番のメリットでしょう!
見た目が気に入ったなら買いですw
悪いところ
・高速走行で首が振られる
帽体が丸く後頭部で乱流が起きるのが原因でしょうか?
100キロ以上だと首が振られるような感じがします。
・重たい
頑丈な帽体であることの裏返しですが、かなり重いのでツーリング後に首が凝りますw
・チンフラップがオプション
そこそこ値段のするヘルメットなのに標準装備じゃないという…
・ビーコムはスモールスピーカー必須
ビーコムは標準のスピーカーがどうしても収まらず、耳を圧迫します。
オプションのスモールスピーカーでないと耳が痛いです。
フィッティングはするべき!
皆さんはヘルメットのフィッティングはしてもらっていますか?
ネットで購入したり、店舗で購入しても対応できるところじゃなかったりというケースもありますよね。
おススメはやはりフィッティングしてくれる店舗での購入です!
特に私のようなメガネライダーは絶対フィッティングするべきです!
きっちりサイズを合わせてもらった方が走行中のブレを防げ快適で安全ですよね。
さらに、一部が極端に緩かったり、キツかったりすると頭痛の原因にもなります。
そして、私と同じようなメガネライダーにはきっちりとメガネが収まることが何よりも重要なのです!
より快適になるのでフィッティングをしてもらうのがおススメです。
今のところアライさんはフィッティング無料ですし…
どんな人におススメ?
やはり、見た目重視なヘルメットなのでクラシック系やネオレトロ系のバイクによく合うのではないでしょうか?
ハーレーに乗っている人が被っているのも見かけました。
ヘルメット自体が無骨な見た目なので、ハーレーにもよく合っていてかっこいいと思います。
ワイルドな見た目をいかしてストファイ系のバイクに合わせるのも良いですね~
最新のSSにはちょっと合わないかな?
でも、わりとどんなバイクにも合わせやすいと思います。
用途としては、あまり高速を多用しない方のほうが向いているかなと思います。
スピードを出すとヘルメットが乱気流で振られるので…
ラパイドネオ、レトロな見た目の割に高機能なので見た目が気に入ったら買って後悔はないと思います!
デザイナーさんやショップとのコラボモデルもあって、お洒落な柄が多いのも魅力ですね。
お洒落なライダーさんにもおススメです。
2024年8月追記(夏場のラパイドネオって暑い?)
ラパイドネオを使い続けて9か月、8月になりましたので夏場のラパイドネオについて追記していきます。
結論から言いますと、夏場のラパイドネオは暑いです。
口元のエアインテークからは風がしっかり入ってくるのは変わりないのですが、
頭頂部や側頭部、そして頬がかなり暑く感じます。
これには3つほど理由があって
1つは帽体自体のエアインテークの少なさです。
もちろん上に書いた通り、見た目よりかは風が入ってくる感じはあるのですが
帽体のエアインテークの数自体が少ない為、快適性に特化したヘルメットに比べると効果が劣るかなと思います。
2つ目は内装の素材です。
ラパイドネオの内装は抗菌・消臭仕様の内装ではありますが、接触冷感素材ではありません。
また、速乾性の素材かというとそれほどでもない、という何とも言えない感じです。
冬は暖かくて良いんですけどね。
だんだん内装に熱がこもってきますw
頬の部分の内装のベースが発泡スチロールみたいな素材なのも、熱がこもる要因な気がします。
3つ目は内装のフィット感です。
アライのヘルメットは包まれ感が強いといいますか、他のメーカーに比べると内装の作りがタイトですよね。
安全性やヘルメットの安定感にはそちらの方が有利ですが、タイトな分熱がこもりやすいです。
という訳で真夏のラパイドネオはとても快適!とは言い難いということが使っていて分かりましたw
もちろん、最低限のベンチレーションは備えてありますし、
日本のアライ製のヘルメットなので、夏場に使うことも想定して作られているはずです。
被っていてこれは無理だ、という程暑いわけではないです。
むしろこのデザインでありながら、よくここまで機能性を落とさずに作ってあるなと思うくらいです。
ただ、ツーリングや快適性に特化したフルフェイスと比べるとちょっと劣るし暑い、という程度です。
まぁ見た目ほどは暑くはないですよ~
ヘルメットは快適性が全てではないですし、やはりこのデザインが気に入れば買いなのでは?
自分は買って後悔はしていないです。
長くなってしまいましたが、最後までありがとうございました。
では!