ツーリング中の荷物はどう積むのが良い?バッグの選び方や積載方法のメリットデメリットを紹介!

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こんにちは!

ライダーのツクヤです。

皆様はツーリングの荷物の荷物はどのように持ち運んでいますか?

ツーリングには荷物がつきもの。

財布なんかの必需品の他、レインウェア等のいざという時のためのもの、はたまたお土産を入れるためのスペース等荷物は多くなりがちですよね。

今回はそんな荷物の持っていきかたに関するお話です!

具体的には、荷物をバッグに入れたり、バイクに積んだりして快適にツーリングするための方法について、それぞれの方法のメリットデメリットを紹介できればと思います。

また、各種バッグの選び方なんかもご紹介します!

”バイクに積む”と”自分で身に着ける”

荷物の積み方で大きく分けると2種類に分けられます。

見出しの通りなのですが、バイクに積む方法と自分で身に着ける方法ですね。

バイクに積む方法としてご紹介したいのは

・シートバッグ

・タンクバッグ

・サイドバッグ

以上の3つです。

バイクに積むだけでもこれだけの方法があります。

ネットとロープを使って積載する方法もあるのですが、初心者向けとは言えないので今回は除外しますw

バックパック等自分で身に着けるのはまた後日ご紹介しますね~

バイクに積む方法のご紹介とメリットデメリット

では先にバイクに積む方法のご紹介とメリットデメリットのご紹介をしていきます。

バイクに積む方法は共通してライダーの身体的な負担を減らすことができるものばかりなので、うまく活用するとより楽にツーリングをすることができます。

シートバッグを使う

まずはシートバッグです。

シートバッグは専用のバッグを使いバイクの後ろに積載する方法になりますね。

バイクに荷物を積むのにまず最初に買うならシートバッグが良いのではないでしょうか?

シートバッグは一番荷物が多く入りますし、1つ持っていて損はないです。

シートバッグのメリット

ではシートバッグのメリットについてご紹介!

シートバッグのメリットは

・大量の荷物を積むことができる

・タンデムシートに積むので安定して積載できる

・重い荷物を積んでも身体的な負担になりにくい

これらのことが挙げられます。

とにかく、タンデムシートやリアキャリアの部分に積むので、比較的重い荷物でも安定して積むことができますし、多くの荷物を積むことができます

リュックサック等に荷物を積んで走るよりも身体的な負担を減らすことができるのも魅力ですね。

また、シートバッグ自体の容量も小さいものから大きいものまで多種多様なものが販売されており、目的に合ったサイズのものを選びやすいのもメリットです

素材も多種多様なものがあり、一般的なナイロン素材のようなものや防水素材のもの、ハードケースのような素材のもの、クラシックなバイクに似合う革や合皮のものまであり、デザインも様々なので自分のバイクやスタイルに合ったものを選ぶことができます。

最近の私のイチオシがコレ!

シートバッグのデメリット

逆にシートバッグのデメリットですが…

・後ろに積むので乗車中に気軽に荷物を取り出すことができない

・固定が甘いとブレーキング時に背中に当たることがある

・積みすぎると不安定になることがある

といったことが考えられます。

まず、乗車中の自分より後ろのタンデムシートやリアキャリアに荷物を積むので、当然ながら乗車中や停車中に気軽に荷物を取り出すことができません。

いや、特に困らないよね、と思うかもしれませんが、一部の有料道路等でETCに対応していない道路を走る際に財布をシートバッグに入れっぱなしだと、とても苦労することになりますw(体験談)

料金支払い時にいちいちバイクを停めて、シートバッグを開けて財布を取り出し、料金を支払ったらまた財布をしまってバイクに乗る…

非常にめんどくさいですw

また、固定が甘いとブレーキング時にシートバッグ自体が前へとずれてきてしまい、背中に当たってストレスになるということもあります。

せっかく身体の負担を減らすためにシートバッグに荷物を積んだのに、ブレーキングごとに背中に当たってしまっては元も子もありませんよね。

しっかり固定したはずなのにいつの間にか緩んでいたり、段々バッグ自体が変形してしまい固定が緩くなったりということもあります。

これらがデメリットですかね~

タナックスのシートバッグの比較記事も書いてみたので、是非ご覧ください~

タンクバッグを使う

シートバッグとは反対に、ライダーよりも前方の燃料タンクの上にバッグを積むのがタンクバッグです。

固定方法は主に磁石や吸盤、タンク自体にアタッチメントを取り付けてそれにバッグを固定するもの等があります。

最近ではタンクが樹脂製のバイクも出てきていますし、カスタムパーツとして販売されているアルミ製タンクもありますよね。

そういったタンクがスチール製以外のバイクには磁石でくっつけるタイプのタンクバッグは取り付けることができないので要注意です!

タンク自体にアタッチメントを付けるタイプは主に欧州のメーカーから販売されていて、私が愛用しているSHADのタンクバッグもこのタイプです!

タンクバッグのメリット

まず、タンクバッグのメリットなのですが

・乗車中目の前にあるので貴重品を入れても安心

・手の届く範囲にあるのですぐに使いたいものを入れられる

・ものによってはナビを表示したスマホやツーリングマップを入れられる。

・アタッチメントを使うタイプは取り付けが簡単。

以上になります!

最大のメリットはやはり荷物がすぐ目の前にあるということ。

財布やスマホをシートバッグに入れていると、走行中たまに「あれっ?シートバッグ閉めたっけ?」となることがあるのですが…

タンクバッグならすぐ目の前にあるのですぐ確認できますし、有料道路等の支払で財布を出したいときにもすぐに出すことができるのはシートバッグならではの強みなのではないでしょうか。

また、物によってはタンクバッグ上部が透明のポケットになっており、ナビを表示したスマホやツーリングマップをそこへ入れて都度確認するなんて使い方もできます。

アタッチメントを使うタイプはバッグの取り付けも簡単で、面倒な積載作業をしなくても済むので気軽に使うこともできます。

アタッチメントを使うタイプのタンクバッグはほんとおススメで、一回これを使うと手放せないってくらいには便利ですw

タンクバッグのデメリット

ではタンクバッグのデメリットですが…

・タンクに傷がつきやすい

・給油時にいちいち外さないといけない

・そんなに多くの荷物は積めない

この3点です。

タンクに傷がつきやすいという点なのですが、吸盤や磁石で固定する関係上どうしてもその部分に傷がつきがちです。

バッグがタンクに擦れて傷がつくこともあるので、長時間使用する場合は養生テープなんかで傷がつかないようにするのがおススメです。

また、タンクの上部に積載する関係上、バイクに給油する際にはいちいち外さなければ給油できないので、それが面倒に感じるかもしれません。

積載位置との関係といえば、ライダーとハンドルの間にあるタンク上部にバッグを積載するので、それほど大きいものは積めず、結果としてあまり多くの荷物は入らないというのも見逃せないポイントです。

日帰りツーリングのメインバッグや、長距離を走る場合は他の積載方法と組み合わせてサブ的な使い方をするのがおススメですね~

サイドバッグを使う

ではバイクに積載する方法の最後、サイドバッグです!

タンデムシートやテールカウルの側面の両側、もしくは片側にバッグを取り付けて荷物を積む方法で、主にクラシック系のバイクやクルーザーなんかの車種でよく使われますね。

また、それ以外のバイクでも両側へ振り分けられたタイプのサイドバッグを使うことで、車体側面へ積載することができるようになります。

サイドバッグのメリット

サイドバッグのメリットですが…

・重心の低い位置に積むことができるので車体が不安定になりにくい

・シートバッグと組み合わせるとかなりの量の荷物を積むことができる

・バイクに跨る際に邪魔になりにくい

この3点です!

まず、シートバッグに荷物をたくさん積む場合に比べて、左右のサイドバッグに分けて入れる場合は重心が低くなるためバイクを起こしたときに車体が不安定になりにくいです。

また、タンデムシート上ではなくて車体サイドになるので、跨る際にバッグを蹴ってしまうなんてハプニングも起きにくくなります。

シートバッグやタンクバッグと組み合わせることで、かなりの量の荷物を積めるようになるので、ロングツーリングにも良いかもしれません。

サイドバッグのデメリット

次にサイドバッグのデメリットですが…

・サイドバッグサポート等の巻き込み防止策が必要な場合がある

・車種によっては車体の凹凸やウインカーと干渉する

以上2つかなと思います。

サイドバッグは車体の側面に取り付ける為、必然的に後輪の横くらいの位置にバッグが来ます。

ものによってはそのままだと走行中に後輪に巻き込む危険があるため、サイドバッグサポートが必要になります

走行中に後輪に巻き込むと危険ですからね~

また、テールカウル横くらいの場所に取り付けるものの場合なのですが…

最近のバイクはテール部分の凹凸が多かったり、ウインカーの取り付け位置の関係でサイドバッグがうまく取り付けられなかったりします。

フェンダーレスにしている場合もサイドバッグがうまく取り付けられなかったりしますね。

その場合は小さ目なものを選んだり、場合によっては他の積載方法を検討する等した方が良いかもしれません。

これで快適安全!荷物の積み方!

では次に荷物の積み方をご紹介!

普段からよく荷物を積んでいる方にはこんなの当然だよって思われるかもしれませんがあしからず

今回はシートバッグを例にしていきますね~

①重いものや大きいものは下に!

まず、重たいものや大きいものはシートバッグの下の方に入れましょう!

シートバッグはタンデムシートの上やリアキャリアに積む関係上、どうしても重心が上の方になります。

重たいものを上の方へ積んでしまうと重心がさらに上になってしまい、不安定になる可能性があります。

一番差が出るのはエンジンをかけずに取りまわしている時でしょうか。

明らかに重心が上に上がっているのが分かると思います。

また、大きいものを上に積んでいると、重心が上にいく他にシートバッグの開口部を塞いでしまい、かなり不便になります。

荷物の取り出しのことも考えて大きいものは下に積むのが良いでしょう。

②左右のバランスを保とう!

次に、左右のバランスが均等になるように荷物を入れる、ということです。

あまりにもシートバッグ内で左右の重さに差があると、走行中に偏ってずれてくるので非常に不快な思いをします。

ですので、シートバッグ内はできるだけ左右で重さに偏りが無いように入れるのが良いでしょう!

左右バランスを気にして入れると、走行中のバランスの悪さも多少マシになるので、快適に走れるようになります。

③着替えなどの濡れて困るものはビニール袋に入れよう!

意外と見落としがちなのが、雨対策。

シートバッグを防水や撥水のものを選んだとしても、これは是非やってほしいのですが、

それは着替えなんかの濡れて困るものをビニール袋に入れてパッキングすること!

防水素材でないシートバッグの場合はもちろんなのですが、防止や撥水素材の場合でもいいつの間にか雨水が染みてきていたり、

開け閉めした際に湿気たりすることがあります。

泊りがけのツーリングで次の日も快適にツーリングするために、しっかり雨水や湿気をブロックできるような荷物のパッキングの仕方がおススメです。

私はSSTR参加時にシートバッグのレインカバーを掛けるのが面倒で、しばらくそのまま走っていたら結構中まで浸水していたことがありますw

まとめ

・バイクの車体にうまく荷物を積載すると、疲労を軽減しながらツーリングすることができます。

・シートバッグやタンクバッグ、サイドバッグ等用途によって使い分けていきましょう!

・はじめはシートバッグから購入するのがおススメです。


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