こんにちは!
冬の間ほぼバイクに乗っていなかったツクヤです。
今年は特に寒かったですからね~
基本的には寒くてもバイクに乗るタイプですが、路面凍結だけはどうにもならないので仕方ないw
ようやくツーリングシーズン開幕なのでバイクもどんどん乗っていきたいと思います。
という訳で、今回は春の訪れを感じる兵庫県、多可町へツーリングへ行ってきました!
多可町にはよく行くのですが、個人的にはイチオシスポットなんですよね。
なので今回は多可町のツーリングの魅力を少しでもお伝えできればと思います!
多可町ってどんなところ?
兵庫県多可郡多可町は兵庫県中部にある自然豊かな町です。
面積のうち約8割を山林が占めるというのどかな場所で、四季折々の自然が魅力です。
中国山地の南東端がここ、多可町であるとも言われています。
また、播磨地域最北端の町でもあり、ここが播磨と丹波、そして但馬との境であるとされています。
山田錦発祥の地という説もあり、酒米づくりが盛んで、杉原紙というこの地独自の紙も特産品です。
播州百日どりという鶏肉も名産で、町内各地で播州百日どりを使った料理も楽しむことができます。
バイク乗りの方に多可町ツーリングをお勧めする理由
私が多可町ツーリングをお勧めする理由は3つあります。
1つ目が、道の駅が整備されており、道路状況も良く走りやすい点。
2つ目が自然が豊かで桜や蛍、星など季節ごとの魅力がたっぷりな点。
3つ目がご飯がおいしい点←重要
これらが私がおススメする理由です。
特に、蛍とご飯がイチオシですw
それぞれもう少し詳しく解説していきたいと思います。
1.道の駅が整備されている&道路状況が良い
まずは道の駅が整備されていて道路状況も良いので走りやすいというところですね。
多可町内には『道の駅杉原紙の里・多可』と『道の駅山田錦発祥のまち・多可』の2つの道の駅があります。
名産品やそこでしか買えないお土産等が購入できるとあって、どちらの道の駅も休日には多くの車やバイクが停まっており、道の駅利用者で賑わっています。
また、都市部と違って道路が渋滞していることもほぼないですし、信号も少ないので快適にツーリングを楽しめるほか、主要な観光スポットへと通じる道は整備が行き届いていて安全に走行できる場所が多いのも良い点ですね。
田舎の方だと主要道路から少し外れると道が荒れまくっていたり、めちゃくちゃ細かったりすることもありますからね~
兵庫県内だと国道429号が個人的にはヤバかったですねw
最近はだんだんマシになってきているようですが。
多可町内の場合はあえて荒れているところを選んで走行しなければ主要な観光スポットにはきれいな道だけを通っていくことができるので、初心者でも安心です。
2.自然が豊かで桜や蛍、星空などの自然が楽しめる

多可町のおススメポイントその2は自然が豊かで桜や蛍、星空などの自然が楽しめるというところです。
川沿いや中央公園、下島さくら公園等、桜の綺麗なスポットがたくさんあり、ソメイヨシノを中心にいくつかの種類の桜が見られます。
初夏になると一番の見どころはやはり蛍なのではないでしょうか?
多可町内には水のきれいな川が複数あり、里山のような川になっています。
初夏になると蛍が一斉に羽化し、川沿いを多数の蛍が飛び交う幻想的な光景が楽しめます。
最近では蛍が飛び交う光景を楽しむことのできる場所も少なくなっているので、そういう意味でも貴重な場所といえるでしょう。
また、光源が少なく周囲を山に囲まれている場所ならではの星空が綺麗なことも魅力です。
天体観測といえば冬が定番ですが、冬場以外でも綺麗な星空が楽しめます。
せっかくなので、蛍と一緒に楽しむのもアリですね。
ちなみにですが、多可町は播磨地域では珍しく普通に雪が積もります。
特に町の北側の『道の駅杉原紙の里・多可』のあたりは頻繁に降雪することでも知られているので注意が必要です。
キャンプ場もたくさんあるので、キャンプ好きな方にもおススメです。
3.ごはんが美味しい
これは大事ですね。
せっかくツーリングへ行くなら美味しいご飯を食べたいものです。
多可町は名物の播州百日どりをはじめ、美味しいものが盛りだくさん。
何から食べたらよいか分からないって方はまずは播州百日どりから食べてみてください。
町内に播州百日どりを食べられるお店も探せば結構たくさん出てきますが、最初は道の駅や鳥マルシェが駐車場もありおススメです。
播州百日どりはその名の通り100日間育てられて出荷されるため、肉厚でジューシー、うまみが強いのが特徴です。
いや、これがね、ほんと美味しいんですよ。
また、播州地卵も卵かけご飯等を提供しているお店があり、こちらもおススメです。
豊かな自然の中で平飼いで飼育された鶏が産んだ卵は黄身が濃厚で甘みもあり、卵かけご飯や目玉焼き、親子丼等どんな料理でも美味しく食べられます!

多可町のおススメツーリングスポット
では私がおススメする多可町のおススメツーリングスポットを紹介させていただきます!
1.道の駅
多可町内に2つある道の駅ですね~
どちらの道の駅もお土産や地元の名産品のラインナップがそろっていて、ここならではのアイテムを購入するのにぴったりです!
ここでしか食べられないものもあるので、要チェックですね!
道の駅杉原紙の里・多可

多可町内に2つある道の駅のうち、北側にあるのが『道の駅杉原紙の里・多可』です。
国道427号添い、杉原川のすぐそばに道の駅が設けられています。
この場所は多可町内でもかなり北に位置し、これより北に行くと中国山地へと入っていき、住宅や畑の姿も見えなくなってきて播磨と丹波との境である播州トンネルへ向かいます。
道の駅の前を走る国道427号は400番台の3桁国道とはいえ道が整備されており走りやすく、信号も少ないのでのどかな景色を楽しみながらツーリングをするのにもぴったりです!
『道の駅杉原紙の里・多可』には道の駅のお土産や特産品売り場のほか、レストラン『車留満(シャルマン)』、杉原紙研究所・和紙博物館が併設されています。
また、土日限定で道の駅内にから揚げや焼き鳥等特産の播州百日どりを使ったメニューの楽しめる屋台が出るなど、地元の人や観光客で賑わっています。

他にも、道の駅のすぐ横を流れる杉原川には道の駅から降りることもでき、夏もひんやりとした水が山から流れてくるので、水遊びなんかもできますね。
キャンツーライダーにうれしいキャンプ場も道の駅のすぐ前にあり、キャンプの受付も道の駅で行っています。
薪の販売なんかも行っているのもキャンパーにはうれしいポイントですね。
道の駅山田錦発祥のまち・多可
多可町の南側にあるのがこちらの『道の駅山田錦発祥のまち・多可』です。
こちらも同じく国道427号添いですが、多可町内でも南側の場所にあり、西脇市へ近い場所でもあります。
こちらでは主に農産物の販売や、スイーツ、物産の販売が行われています。
ソフトクリームやピザの販売もあります。
また、こちらでは有名店であるマイスター工房八千代の巻き寿司の販売が行われています。
入荷日にもすぐに売り切れてしまうくらいなので、入手出来たらラッキーです!
2.ラベンダーパーク多可

実は西日本最大級のラベンダー畑がここ多可町にあるんです!
『ラベンダーパーク多可』では3.5haのラベンダー園に約20000株のラベンダーが植えられており、地元の方が丁寧に手入れを行っています。
5月下旬ごろからラベンダーが咲き始め、園内が爽やかな香りに包まれます。
園内にはラベンダーオイルを精製する設備も備えられており、園内のショップでラベンダーやラベンダーオイル等を使った製品も販売されています。

緩やかな丘陵地につくられたラベンダー畑から周囲を見渡せば、雄大な山々を見渡すことができ季節ごとの違った表情を楽しむこともできます。
また、園内にある定食屋、『ごはん亭』では多可町の特産である播州百日どりや播州地卵を使ったメニューが楽しめます。
私は以前百日とり親子丼と卵かけご飯を食べましたが、親子丼はジューシーな鶏肉と半熟のたまご、優しい味わいのだしとのハーモニーが素晴らしく美味しかった記憶があります。

卵かけご飯はなんと卵とご飯がお代わりし放題!
ご飯も多可町でつくられたコシヒカリを使っており、美味しいご飯と卵がお代わりし放題なのはうれしいですね!
醤油も全国から取り寄せた卵かけご飯に合う醤油を20種類ほどそろえているんだとか。
ラベンダーの花の咲いていない7月下旬~翌年5月上旬はラベンダーパーク多可の入場料がいらないので、ご飯目当てに訪れるのもアリですね。
3.フロイデン八千代
多可町の中でも八千代区にある市民農園が『フロイデン八千代』です。
貸し農園のほか、コテージなんかの宿泊施設もあります。
ここの一番の魅力は何といっても梅雨時の夜に見られる蛍でしょう!
日が沈んでしばらくするとすぐ近くを流れる野間川の川沿いにそれはもうたくさんの蛍が!
綺麗な水の豊かな多可町内は、おそらく兵庫県下でもトップクラスにたくさんの蛍が飛び交う絶好のスポット!
淡い光の飛び交う幻想的な光景が楽しめます。
あえて田舎へナイトツーリングというのもアリなのではないでしょうか?
昨年訪れた際に写真も撮ったんですが…
スマホのカメラだと全く綺麗に撮れませんでしたw
蛍の見られる期間には、フロイデン八千代へ駐車場として車やバイクを止めることができます。
バイクは1台500円。
環境整備等へ使うための協力金という形になっています。
蛍の見られるのは夜間ですので、騒音等に注意して楽しみましょう!
多可町にはほかにも蛍の見られるスポットがいくつかあるので、何か所か回るのもアリかもしれませんね。
4.鳥マルシェ。多可町

『鳥マルシェ。多可町』は播州百日どりと播州地卵を楽しむことのできる場所として、2022年にオープンしたレストランと売店の併設されたスポットです。
売店では新鮮な播州百日どりを購入することもできますし、近隣でとれた野菜の販売なんかもあります。
購入した肉や野菜はBBQコーナーですぐに調理して楽しむこともできますよ~
BBQコーナーは手ぶらで楽しめるので、BBQがしたいけど準備が面倒という方にもおススメですw
レストランでは播州百日どりを使ったハンバーグやチキン南蛮、播州地卵の卵かけご飯、パンケーキなんかのデザートを味わうことができます。

卵かけご飯は「シンプルTKG」「ふわふわエアリーTKG」「ダブル卵黄濃厚」の3種類から選ぶことができ、2回までおかわりができるので3種類全部を食べるのも良し、気に入ったものを連続で食べるのも良し、です!
個人的にはダブル卵黄濃厚がおススメです。
駐車場も併設しているので、バイクを停めるところに不自由しないのも良いポイント。
バイクを眺めながらBBQできますw
まとめ
自然の豊かな多可町にはいろいろなツーリングスポットがあります。
四季折々の景色の楽しめるのどかな場所なので、きっとライダーの皆様も気に入るはず。
美味しいご飯もたくさんなので、是非訪れてみてくださいね!
私は定期的に多可町へ行くので、また紹介したいスポットが見つかったらどんどん追記していきますね!
ではまた!