こんにちは、ライダーのツクヤです。
今回はちょっとした小ネタ。
タイトル通り、バイク乗りの年齢層って偏ってない?ってお話です。
同じように感じている方いらっしゃるでしょうか?
今回はバイク乗りの年齢層が本当に偏っているのか?
もし偏っているとしたら何故なのか?
考察していきたいと思います!
同じような疑問を持っている方に見ていただけると嬉しいです。
体感でどんな感じ?
ツーリング中に観光スポットや道の駅等に立ち寄った体感なのですが…
50代以上と思わしき方が多いですよね?
あとは20前後の若い人たちがちらほら。
20代後半から30代くらいの人を殆ど見かけないような気がします。
私自身20代後半ですが、同年代くらいでバイクに乗ってる方を殆ど見ないような…
実際どうなの?
実際にはどうなんでしょう?
見かけないだけで20代後半から30代くらいのバイク乗りって結構いるんでしょうか?
免許から考察する
興味深いデータがあったのでこちらを引用しながら考察したいと思います。
警察庁の2022年末の「都道府県別の二輪車運転免許保有者数」によると…
普通二輪の場合
20代…94万5176人
30代…174万0809人
40代…274万8531人
50代…342万6941人
60代…154万2325人
となっていて、免許保有者数だけでも20代と30代を足した数よりも、50代のほうが多いという結果になっています。
もちろん、1度取得した免許を失効させてしまう方は極一部なので世代を重ねるごとに保有者数が増えていくのは当然かと思います。
それにしても50代多いですね。
過去のバイクブーム時代に免許を所得された方が多いのでしょうか?
大型二輪の場合はもっと顕著に表れています。
大型二輪免許は、かつて自動車の免許を取得するとついでにもらえた時代があります。
70代、80代の方はそれに該当するのでここでは除外させていただいて…
20代…18万3689人
30代…39万5327人
40代…73万924人
50代…84万2421人
60代…139万9776人
ものすごい差ですね~
50代の大型二輪免許保有者は20代の4倍以上いるということになります。
60代は20代のなんと7倍以上という結果でした。
つまり、免許保有者数だけでいえば確かに50代以上の方が多い、ということになりますね。
新車購入者の年齢層から見る
2021年のデータにはなってしまいますが…
日本自動車工業会の二輪車市場動向調査によると、新車購入者の平均年齢はなんと54.2歳。
これでも30代以下の購入者が前回より3ポイント増えて、32%と3割を超えているのです。
このデータからも、バイク乗りのボリュームゾーンは50代以上ということが分かりますね。
10代20代30代を合わせても3割しかいないという…
また、バイクを手放した理由については
乗る時間が無くなった
四輪車を買った
二輪車にお金をかける経済的余裕がなくなった
結婚した
という順に多いようです。
また、子供が生まれたタイミングで手放したという方もいるようです。
購入者層に関しては、買い替えが55%、再購入が20%、買い増し14%、新規11%、となっており20%はリターンライダーということになります。
ちなみに、今回のテーマからは少し外れますがバイク乗りの85%は男性だそうです。
二輪車市場動向調査は資料の量がとても多いのですが、なかなか興味深いデータが多いので興味のある方はぜひ読んでみてください。
結果
免許保有者、そして新車購入者の年齢層からもバイク乗りは50代以上がボリュームゾーンだということが分かりますね。
バイク乗りの85%は男性なので、やっぱりバイク乗りはおじさんが多いということに…
そして新車購入者の20%がリターンライダーということです。
リターンライダーってやっぱり多いんですね。
20代後半や30代で一旦バイクを手放して、50代で再び乗るという方が多いようです。
まぁなんとなく想像した通りではあります。
つまり私と同年代のバイク乗りは希少種ということ…
増えてくれたらうれしいですw
またお会いしましょう、では!