こんにちは!
ライダーのツクヤです。
まだまだ残暑厳しい時期ですが、ライダーの皆様はいかがお過ごしでしょうか?
もうすぐツーリングシーズンではありますが、まだまだ真昼はバイクに乗るにはキツイ暑さですね。
以前、バイクで長距離を楽に走る方法、という記事で私のバイクにはゲルザブを取り付けてあるということをご紹介しました!
そのゲルザブなのですが、夏場、というか直射日光の当たる場所に置いておいたり、
長距離をずっと走っていると少し取り付けることのデメリットもありましてね…
今回はゲルザブをもっと快適に使う方法とその実際の効果についてご紹介します!
ゲルザブ暑くないですか?
早速ですが、ゲルザブをお使いの皆様、
ゲルザブ暑くないですか??
ちょっとコンビニの駐車場に停めて買い物をして戻ってきたときに…
「ゲルザブあっつ!!」
ってなること、ありますよね?
ゲルザブを検討中の方にも知っておいてほしいのですが、
ゲルザブの中身は名前のとおりゲル状になっています。
そのゲルが夏場はものすごく暑くなります。
日光でゲルが加熱されたようになってしまうんですね~
そのため、少しコンビニ休憩をしただけでもあちあちになってしまうのです。
その暑さと言ったらまるでホッカイロの上に座っているかのような状態w
また、ゲルザブは通気性皆無なのでずっと乗っていると蒸れます。
まぁバイクのシート自体も通気性が無いので大差ないとも言いますが…
ゲルザブメッシュシートカバーを取り付けてみた
さて、このゲルザブの暑さ、どうにかならないかと思っていたところ、
なんとゲルザブ純正メッシュシートカバーが発売されていることを知りました!
私がゲルザブを購入した頃はなかったんですがね~
他社からはシートクッションにメッシュカバーを取り付けるタイプも販売されていたので、それに倣った形ですね。
早速購入してみました。
値段は確か3000円しないくらいだったと思います。
今回私が購入したのは「ゲルザブR同時装着タイプ」というものです。
ゲルザブにはいくつか種類があり、メッシュシートカバーもそのサイズに合わせたものが販売されています。
「ゲルザブR同時装着タイプ」はその名のとおりゲルザブRとの同時装着を前提としたもので、
メッシュシートカバー自体にはベルトはついておらず、
ゲルザブRの取り付け用ベルトをメッシュシートカバーのループに通して、
同時に取り付けるものとなっています。
他にはオフロードバイク向けのものや、メッシュシートカバーのみを取り付けるタイプも販売されているようなので、
ご自身のバイクやスタイルに合ったものを選んでくださいね~
取り付けた後の様子がこちら!
なかなかの存在感ですね。
乗ってしまえば見えないので気にしませんけどもw
ループにゲルザブのベルトを通して固定しているだけなので、段々ずれてくるかなと思ったのですが、
意外とずれずにしっかり付いています。
六甲山を走り回ってみたのですが、山中で加減速やカーブを繰り返してもずれませんでした。
縫製などの質感は悪くないですね。
耐久性はまだわからないので今から検証です。
メッシュシートカバーのメリットとデメリット!
メッシュシートカバーを取り付けてしばらく走ってみたので、段々分かってきたメリットとデメリットをご紹介したいと思います!
メッシュシートカバーのメリット
まずはメッシュシートカバーのメリットから!
せっかくゲルザブに追加して装着するので大きなメリットがあれば良いですね。
①ゲルザブの加熱による暑さがかなり軽減される!
これはメッシュシートカバーを取り付ける1番の目的であり、メリットです!
最初はこのメッシュカバー1枚でそんなに変わるものかと怪しんでいましたが…
いやいや、これが意外なことに暑さがかなり軽減されますね。
一番大きいのはやはりメッシュによってゲルザブ本体が直接パンツに接することが無い、ということでしょうか。
メッシュ部分で空気の層ができることが、暑さの軽減に貢献しているのではないかと思います。
全く熱くないということはないのですが、普通に乗れるくらいには軽減されます。
触ってみても、ゲルザブ本体のみの場合はやけどするんじゃないかってくらい熱くなるのですが、
メッシュシートカバーを装着しているとぬるま湯くらいの温度まで触った感じの体感温度が下がっていますね。
②蒸れが軽減される!
これも結構効果がありました!
通気性皆無のゲルザブ本体の上に直接座っていると、特に夏場はかなり蒸れるのですが、
メッシュシートカバーがあれば相当軽減されます。
夏場に長距離を走るときなんかにはかなり良いのではないでしょうか?
まあ真夏に長距離走ることあんまりないんですけどねw
③クッション性が少し上がる!
正直最初はペラペラのメッシュが届くと思っていたので、
届いたものがそれなりに厚みのあるメッシュで驚きましたw
メッシュシートカバーを取り付けることによって、ゲルザブの上にさらにメッシュシートカバーがかかるので、
クッション性が多少アップしてケツ痛に効きます。
まぁこれに関してはメッシュシートカバーがまだ新しいのでヘタっていないからというのもあるかもしれませんw
古くなってきたときにどうなるか要検証ですw
メッシュシートカバーのデメリット
次はデメリットについて!
正直個人差もあるかなとは思うのですが、乗っているうちにデメリットにも気付いたので書いていきたいと思います!
①足つきが多少悪くなる
これは個人差や乗っているバイクにもよるかもしれませんが、
メッシュシートカバーを取り付けることで足つきが多少悪くなります。
メッシュシートカバーの分厚さ自体はそれほどないのですが、
そこそこ広い面積を覆うので、車種によってはシート自体が少し横に大きくなったように感じるかもしれません。
元々足付きが気になる方は少し気を付けた方が良いかも。
私は元々両足ベッタリで膝曲がるくらいなのであまり気にならないです。
②滑る!
次はこちらですね。
メッシュシートカバーはゲルザブ本体よりも滑りやすい素材でできているのか、
パンツの素材によっては滑りますw
ツルツルしたナイロン系の素材だと特に滑るように感じます。
長距離を走ると滑りやすい素材のパンツで乗っていると少し疲れるかもしれません。
③意外と保水する
これは通勤でバイクに乗っている時に気付いたのですが、
このメッシュシートカバー、意外と保水します。
バイクは基本的に濡れてもシートさえ拭けばそのまま乗れるので、
仕事中に雨が降っても帰りに拭けばよいのですが…
メッシュシートカバーを取り付けているとゲルザブ本体とメッシュシートカバーの間に雨水がたまってしまい、
タオルなどで拭いても水分がメッシュの目の間に残ってしまいます。
これが乗っている間に染み出してきますね~
パンツがびしゃびしゃになりますw
雨の後等は面倒ですが一度外してから拭いた方が良いかもしれません。
また、洗車後にバイクに乗るときにもしっかり乾燥させてから乗った方が良いでしょう。
まとめ
ゲルザブメッシュシートカバーはいくつかデメリットもありますが、
暑い時期のゲルザブの暑さを緩和してくれる良いアイテムだと思います。
特に休憩後に日向に停めていたバイクに乗ったときに感じる熱さがかなり軽減されるのが良いですね。
蒸れも軽減されるので、ゲルザブを付けていて暑いと感じる方は試してみても良いのではないでしょうか?
ツーリングをさらに快適に走れるかもしれません。