こんにちは!
ライダーのツクヤです。
今日は私がおススメする兵庫県のツーリングスポットを紹介したいと思います!
兵庫県在住の私が実際にバイクで走行して確かめた道ばかりなので、兵庫県へツーリングへ来られる方は是非チェックしてくださいね~
1.はりまシーサイドロード(国道250号)
まず最初にご紹介するのは国道250号!
はりまシーサイドロードの愛称が付けられています。
たつの市の『道の駅みつ』から、相生市の『道の駅相生ペーロン城』までをつなぐ『七曲り』と呼ばれる道です。
そして『道の駅相生ペーロン城』を超えて赤穂へと至る道でもあります。
何といっても、瀬戸内海に浮かぶ島々と牡蠣養殖の筏という瀬戸内ならではの風景!
この景色を眺めながら駆け抜けるワインディングが気持ちいい道となっています!
晴れた日には小豆島も見えますよ~
『道の駅みつ』はバイクの集まるスポットとしても有名で、休日には多くのバイクで賑わいます。
近くにライダースカフェもあるので、そこを目的に来られる方も多いようです。
冬場でも瀬戸内の温暖な気候のおかげで滅多に凍結することはなく、冬のツーリングにもおススメです。
私も冬場には北の方には行けなくなるので、よく『道の駅みつ』周辺を走っています。
さらに冬場はこのあたりの特産品である牡蠣も旬を迎えるので、旬の味覚も楽しむことができるのです。
私のおススメは『道の駅みつ』から西に少し進んだところにある『津田宇水産』です。
新鮮な牡蠣は身がプリプリでツーリングの目的地にするにも最高です♪
たまに警察の取り締まりが行われているので少し注意は必要ですが、カーブの連続する海岸線のワインディングはツーリングにもってこいです!
少し足を延ばせばすぐに赤穂にたどり着きます。
赤穂も牡蠣や温泉が有名なので、温泉目的で訪れるのも良いかもしれませんね(^^♪
最近はお洒落なカフェも増えてきているので、カフェ巡りにもおススメです!
さらに西に向かえばそこはもう岡山です!
すこし距離はありますが、鷲羽山を目指すのも良いですね。
はりまシーサイドロード(国道250号)の場所
大阪方面からだと、阪神高速、第二神明、加古川姫路バイパス、太子たつのバイパスというように通ってくるのが早いかと思います。
もしくは京都方面からだと山陽道が早いですね。
2.呑吐ダム~道の駅淡河(国道428号及び県道85号)
次におススメするのは国道428号及び兵庫県道85号!
これだけ聞くと何のことやらという感じですが、ここは兵庫県のバイクスポットとして知られる『呑吐ダム』と『道の駅淡河』を結ぶ道路となっています。
呑吐ダム周辺のつくはら湖の横を通る県道85号は景色がそれほど綺麗というわけではありませんが、適度に走りやすいワインディングロードとなっています。
カーブや勾配がきついわけでもないので初心者の方が走るにも良いかもしれません。
写真の衝原湖パーキングはバイクの集まるスポットとして有名で、休日にはそれはもう多くのバイクが集まります。
各種自販機はありますが、トイレはないので注意です。
県道85号から国道428号へと入ると急激な勾配を一気に駆け上がり、そして一気に下るというエキサイティングなワインディングへと変化します。
山頂の橋の上から一瞬だけ見える景色は絶景ですが、よそ見には注意しましょうw
初心者の方には少しハードな道かもしれませんが、慣れれば信号もなく快走路と言って良い道かと思います。
400番台の3ケタ国道というと酷道のイメージがありますが、428号に関しては全線きちんと対向2車線の道路となっていますので安心してください。
ワインディングの終点に『道の駅淡河』があります。
蕎麦が有名です。
『道の駅淡河』は一見どこにでもあるような小さな道の駅なのですが…
実はこの『道の駅淡河』の立地が非常によく、ここから兵庫県各地へのアクセスが非常に良いため集合場所としてもおススメなのです。
どういうことかと言いますと、各種高速道路のインターチェンジが近くにあり、さらに分岐点となるジャンクションにも近いのです。
そして、六甲や呑吐ダムというツーリングスポットにも近く、西に行くにも新しく開通した東播磨南北道路を通ればすぐという便利さです。
その立地の良さから、ここも休日には多くのバイクで賑わうスポットとなっています。
この近辺も積雪することは滅多にありませんが、神戸市北区なので多少寒いです。
寒波の日等は凍結に注意した方が良いかもしれません(特に国道428号)。
バイク専用スペースもありますが、広さはそこそこ、といった具合なので譲り合って停めましょうね~
国道428号及び県道85号(呑吐ダム~道の駅淡河)の場所
大阪、京都方面からは山陽道、中国道を通ってくるのが早いかと思います。
3.六甲ガーデンテラス
3番目は『六甲ガーデンテラス』です!
こちらは六甲山山頂に近い県道16号(明石神戸宝塚線)沿いにあるレストランやおみやげ物店、カフェのあるスポットです。
神戸の市街地、そして大阪湾を見下ろす六甲山山頂展望台からの眺めは絶景です。
夜景もきれいなので暗くなってから訪れるのも良いかもしれません。
ただし道中の山道は真っ暗なので注意。
六甲山山頂付近は標高が高いこともあり、神戸市街地より気温がかなり低いので夏場でも快適にツーリングを楽しむことができますよ~
六甲山牧場の駐輪所は二輪の駐輪料金がかなり安い上に、カマンベールチーズを使ったご当地ソフトクリームが美味しいのでおススメです。
他にもジンギスカン等いろいろなグルメも楽しめるのが六甲山の魅力です♪
六甲山は一部を除いて土日祝は二輪通行止めとなっています。
有名な話ですよね。
かつて走り屋が多かった名残です。
現在もまるで80年代からタイムスリップしてきたかのような、レーサーレプリカバイクの走っている姿を見かけることもできます。
『六甲ガーデンテラス』に通じる山道はそれぞれ、
「表六甲ドライブウェイ」「裏六甲ドライブウェイ」「西六甲ドライブウェイ」「芦有ドライブウェイ」と名付けられており、つづら折りのワインディングを楽しむことができます。
「西六甲ドライブウェイ」だけ正式名称ではありませんが、「表六甲ドライブウェイ」との合流地点より西側が通称「西六甲」と呼ばれています。
西六甲や宝塚側から山頂に上るルートが勾配が緩やかなので初心者の方や、初めて六甲へ行く方におススメです。
「表六甲」や「裏六甲」は急勾配な上にカーブがきつく、路面状態も良くないので腕に自信のある方におススメです。
特に秋の時期の表六甲は落ち葉が多いのと、梅雨時期の裏六甲は日当たりが悪く路面が乾きにくいこともありかなりスリリングですw
たまにめちゃくちゃ早いモタードがいますw
それを差し引いても冷涼な六甲のワインディングは気持ちの良いものです♪
天気の良い春から夏におススメのツーリングスポットと言えますね(^^♪
六甲ガーデンテラスの場所
六甲山山頂付近はあまり渋滞することはないですが、周辺道路は市街地が多いこともあり渋滞することもあります。
冬場は積雪するので二輪で行くのはやめた方が良いでしょう。
4.但馬漁火ライン(城崎マリンワールド~道の駅あまるべ)
4番目は場所を少し変えて山陰側です!
但馬漁火ラインの愛称が付けられた山陰海岸を走るルートとなっています。
この道の魅力は何といっても、日本海の荒々しい波とそれによって削られた岩肌からなる雄大な景色です。
そして、その海岸線間近を走ることができるということが魅力でもあります。
『道の駅あまるべ』は余部鉄橋で有名な余部駅の真下にある道の駅です。
現在は鉄橋は撤去されており、頑丈なコンクリート橋へ架け替えられていますが、その迫力には圧倒されます。
旧余部鉄橋の一部は現在は展望台として残されており、エレベーターで展望台の上へ行くことができます。
展望台から見下ろす日本海の景色はこれまた絶景ですよ~
運が良ければ立派なコンクリート橋を渡ってくる列車を観ることもできます。
一応時刻表が貼ってあるのですが、いかんせん山陰なので本数が…
観れたらラッキーですね(^^♪
道の駅内には余部鉄橋の歴史等を伝える展示コーナーも充実しています。
余部のあたりは風が強く、波の高い日は道の駅付近の道路に波が吹き付けることもあるので、これもまた日本海の景色だと思って楽しむのが良いかもしれませんね。
但馬漁火ラインの場所
大阪方面からは北近畿豊岡道を通ってくるのが早いかと思います。
もちろん下道で山を越えてくるのもアリですね。
山陰なので冬場はやめたほうがいいかと思います。
兵庫県ツーリングは冬場にしようとすると、行くことのできる場所が南側に限られるのが難点ですね。
5.姫路~鳥取のワインディング(国道29号)
5番目は姫路から鳥取までをつなぐ国道29号です!
かなり長いルートになりますが、ここもおススメです。
清流、そしてそうめんで有名な揖保川沿いを鳥取方面へ向かって走っていくこのルートとなっています。
このルートは宍粟のあたりから北に向かうにしたがって、どんどん山間のワインディングへと変化していくのが魅力です♪
道中の引原ダムのあたりは絶景ですよ~
兵庫県最高峰の氷ノ山を望む山越えのルートは意外と急勾配ではなく、緩やかなワインディングが続くルートとなっています。
なので、クルーザーや大柄なツアラーバイクでも楽しくツーリングすることができるかと思います。
鳥取との県境は標高も高いのでとても涼しいです。
夏場におススメです。
鳥取県へ入ったら山を下り始めます。
下りきったら隼駅祭りでおなじみの若桜鉄道の隼駅も近くにあるので、立ち寄ってみるのも良いですね。
最終的に国道29号は鳥取砂丘へとたどり着きます。
鳥取砂丘へたどり着いたらそのまま前にご紹介した但馬漁火ラインのほうへ向かうのもアリですね。
実質兵庫県1週ツーリングですw
姫路~鳥取のワインディング(国道29号)の場所
大阪方面からは姫路バイパスか山陽道、中国道を通って国道29号へ入ると丁度ワインディングが楽しめるかと思います。
冬季は積雪注意!
6.アジュール舞子(舞子公園)
6番目はアジュール舞子、舞子公園です。
明石海峡大橋の方向へと沈む夕日、そしてライトアップの美しいスポットです。
もちろん晴れた日のお昼間に行っても青い海と白い橋、そして淡路島を臨む景色の美しい場所でもあります。
目の前は国道2号線なので特に走って楽しい道ではないですが、明石海峡大橋とバイクを一緒に撮影するならここですね。
注意点としては、バイクを停めても良い場所は上の写真の場所だけというところです。
自販機側の岸壁に停めてはいけなくなりましたので注意です。
ちなみに、ここは釣りのスポットでもあるので、バイクに釣り道具を積んで釣りに来るのも良いかもしれませんね~
アジュール舞子(舞子公園)の場所
大阪方面、岡山方面ともに国道2号線を通ってくるのがシンプルで分かりやすいです。
7.淡路島
はい!兵庫県のツーリングスポットといえば外すことのできない場所です!
全域ツーリングスポット、ともいえる淡路島です。
美しい海、美味しい食べ物、走って楽しい道
と3拍子揃ったツーリングスポットです。
最近はお洒落な飲食店やお土産の買える場所もどんどん増え、にぎやかになってきています。
(その代わり道路が渋滞することが増えたのですが…)
淡路島へは明石海峡大橋を通って行くことになるのですが、高速道路なので125cc以下のバイクは通行できません。
でも安心してください!
125cc以下のバイクは明石から出ている高速船『ジェノバライン』に乗せて、淡路島の岩屋港へと渡ることができます。
淡路島のツーリングスポットは紹介すると長くなると思うので、また個別に紹介したいと思います。
淡路島の場所
大阪、岡山方面ともに明石海峡大橋、またはジェノバラインで淡路島へ。
明石海峡大橋は風速15m/秒以上で2輪通行止めになるので注意。
番外編.銀山湖(国道429号)
番外編として銀山湖をご紹介します。
生野銀山で有名な兵庫県朝来市にある人口湖が銀山湖です。
たくさんの紅葉が植えられており、秋には真っ赤な紅葉が水面に反射する美しい景色が楽しめる私もお気に入りの場所です。
そして、少し国道から離れたところには『黒川温泉』という名の温泉があります。
これがまた静かでゆっくりできるので、忙しい日々を忘れてリラックスできるお気に入りの場所なのです。
ではなぜ番外編としてご紹介したのか…
それはここへ至る道が国道429号、通称酷道429号だからです。
酷道429号は京都の福知山から岡山の倉敷を結ぶ国道なのですが、実態は国道とは名ばかりの舗装林道同然の場所が多く、
酷道429号として知られています。
改良工事が進められている為、以前ほど酷道区間は減少しましたが、それでも依然として多くの酷道区間が残されています。
後述のマップを見ていただくとお分かりかと思いますが、銀山湖周辺や青垣峠等明らかに曲がりくねっております。
銀山湖周辺はまだマシなもので、多少舗装があれているのとたまに落石があるくらいです。
問題は青垣側。
青垣峠は兵庫県朝来市黒川と丹波氏青垣の境にある峠なのですが…
繰り返しますが国道です。
細い道、急傾斜、落ち葉、湧き水とこれでもかと酷道要素が詰め込まれています。
青垣側から銀山湖へ向かうのはあまりおススメしません。
実際晩秋というかほぼ冬の時期に青垣側から黒川温泉へ行ったのですが…
たまたま来られていたライダーさんにどこから来たのか尋ねられたので、青垣峠を通って温泉まできたと伝えると
「この時期に青垣側から来たんか…」とでも言いたげな表情をされましたw
ちなみに黒川温泉も『兵庫の秘湯』を名乗られております。
立地はまさに秘湯。
その手のマニアの方やオフ車、アドベンチャーバイクの方が通っている様子はたまに見かけます。
道が悪すぎるので万人にはおススメしにくい、でもとても綺麗だし温泉は最高。
そんな理由で番外編なのでした!
銀山湖の場所
青垣側は酷道なので朝来側から行くことをおススメします。
まとめ
以上、私のおススメ兵庫県のツーリングスポットでした!
個別の紹介記事や地域ごとのおススメスポット等もまたご紹介していきたいなぁ、なんて考えています。
追加があればまた追加するかもしれないので、是非定期的にチェックしてみてくださいね~
ではまた!