こんにちは、CrowdWorksで主にライターとして活動している遊雅です。
私は以前、実績無しのクライアントとの仕事を推奨しないと解説したことがあります。
しかし、実績無しでも良いクライアントの可能性もあるはずだ!と考える人もいるでしょう。
今回は実績無しのクライアントと仕事した場合どうなるかについて、詳しく解説したいと思います。
契約後から早速事件!仮払いが反映されない!?
私がなぜ実績無しクライアントに飛びついてしまったのかと言うと、
・私が人より詳しいと思っているジャンルだった。
・ライターとして稼働し始めた頃だったので、とりあえず実績を増やしたい時期だった。
という理由があります。
契約まで漕ぎつけますが、さっそく問題が発生します。
2日経っても仮払いされないのです。
しかし、クライアントからは振込用紙と思われる写真が送られてきて、仮払いはしているとの回答。
ただ、CrowdWorksでは仮払いされたことが確認できると、「仮払いされましたので業務を開始できます。」というメッセージが届きます。
そのメッセージを受け取る前に作業を開始すると、例えクライアントが仮払いはしたと主張しても規約違反になります。
プロジェクト形式において、仮払いが完了される前に業務を依頼する行為、又は業務を開始する行為
調べてみると銀行振り込みの場合、仮払いの反映に数日かかることがあるようです。
特に、金曜日の銀行営業時間終了後に振り込んだ場合、月曜日まで反映されません。
このクライアントに当たるまで、奇跡的にクレジットカードでの振り込みを行うクライアントに当たっていたようです。
クレジットカードでの仮払いの場合すぐに反映されます。
このクライアントに当たって調べたことで新しく知識が入ったものの…
なぜわざわざこちらで調べてあげないといけないのか。
この時点で無駄な時間を使わされた気分になりましたね。
マニュアルが不完全で、指示の追加が多々ある
仮払いでつまずく時点で怪しい空気が漂っていましたが、作業後も「うーん…」と感じることは続きます。
おそらくマニュアルは初めて人を募集するなりに頑張って作っていたとは思うのですが、やはりボロがどんどん出てきます。
・ページによって文字数の制限が違う。
例)1ページ目には2500字までと書いてあるのに、次のページには3500字と書いてある。
・文体の指示が無い
例)ですます調か、だ・である調か
ただ、残念なことにマニュアルのミスは実績が無くてもよくあることです(;^ω^)
それだけであればよかったのですが、
「やっぱりこうして下さい!」
という指示が後から入るようになり、対応に追われました。
規約違反にはなりませんが微妙な気持ちにはなりましたね。
1ヶ月後突然のクライアント音信不通で仕事が途絶える…
実績無しクライアントでなくてもありがちではありますが、音信不通になり仕事が途絶えました。
YouTube台本作成の仕事の案件は、残念なことにクライアントの音信不通はありがちです。
ただ、それにしても1ヶ月で音信不通はかなり早い方です。
ショート動画台本作成案件であれば、少なくとも3カ月新規チャンネルを立ち上げてから持たせるというのが、大体のクライアントの対応です。
1ヶ月も持たないというのは、
・そもそもチャンネル立ち上げが消えた
・クライアントのやる気の問題
としか考えられません。
1度トライアル原稿提出前にチャンネルが立ち上げキャンセルになったことがありますが…
生半可な覚悟でワーカーを募集するのは、やめていただきたいものです。
音信不通後、半年経ってからまさかの連絡
クライアントを外部チャットツールとやり取りしていたのですが、音信不通から半年後まさかの連絡が。
・再び発注依頼したい
・今後は動画編集も行ってほしい(1本500円で)
・チャンネルオーナーが変更になったので源泉徴収税がかかる
………
そもそも私に動画編集のスキルはありません。
あと動画編集をやったことが無い私でも、1本の動画編集作業に発生する報酬が500円というのはかなり相場より低いことぐらい分かります。
しかも、音信不通による謝罪は無し。
全く誠意が感じられなかった事と、クライアントが音信不通になった半年の間に他の仕事でスケジュールが埋まり、ブログ運営も始めていたのでお断りさせていただきました。
実績無しクライアントの問題点は他にも!
CrowdWorksの問題点なのですが、クライアントが何らかの問題を起こしアカウントBANされたとしても、すぐに違うアカウントを作って戻ってこれてしまいます。
実績無しクライアントは、アカウントBANの経験があるクライアントである可能性があり、非常に危険です。
CrowdWorksが1番罰を重く設定しているのは、CrowdWorksを通さない直接契約を持ちかけた場合なのですが、
・CrowdWorksの審査を通さない外部連絡ツールの利用
・応募要項と実際の仕事内容の相違
・仮払い無しでの作業要求
などの規約違反なら平気で行うかもしれません。
また、規約違反行為に乗ってしまった場合、ワーカーにも罰が下る可能性があります。
5. 弊社は、利用者が第9条第9項又は第17条第6項に違反した場合、当該利用者の登録解除等弊社が必要と判断する措置を講ずることができるものとします。
また、弊社は、利用者に対し、違約金として、当該取引の報酬額に対するシステム 利用料相当額か金100万円のいずれか大きい方の金額(当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額の算定が不可能な場合は、金100万円)の支払いを求めること及び一切の法的措置(金銭賠償請求を含むがこれに限りません。)を講ずることができるものとします。
上記のように規約違反について書いているため、クライアントが規約違反にあたる行動をしてきた・求めてきた場合は絶対に断るようにしましょう。
実績無しクライアントと契約するのはリスクとリターンが見合わない!
実績が無いクライアントの中には、しっかりと規約を理解して対応してくれる優良クライアントもいるでしょう。
しかし、プロジェクトを完了したことがないクライアントが優良か問題ありか見極めるのは至難の業。
どうなるか分からないクライアントと、わざわざ契約する必要は皆無です。
上記のことがあってからは、私も実績が無いクライアントとは契約していません。
仮払いから躓くなんて、ワーカーからすれば迷惑でしかないですからね。
私のように実績が無いクライアントに警戒する人も多いのか、応募数が少ないためにスカウトメールを送ってくることもありますが、
という感じでスカウト辞退メールを返しています。
クライアントの見極め方については、以前解説していますので気になる方は是非ご覧ください♪
ライターとしての実績を積んでいけるように、良いクライアントかどうか見極められるようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。