クシタニのコンフォートブーツ5年間履いてみた【インプレ】

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こんにちは!

ライダーのツクヤです!

皆様はバイクに乗るときの靴は何を履いていますか?

季節によって使い分けている方もいれば、年間通して同じもの、という方もおられるかと思います。

今回はそんな靴の話。

タイトル通り、クシタニのコンフォートブーツを5年間履いてみた感想等についてお伝えできればと思います。

クシタニのコンフォートブーツって?

私が愛用しているクシタニのコンフォートブーツ、正式にはコンフォートブーツ2なのですが、現在はもう生産が終了してしまっています。

その代わり、後継のコンフォートブーツ3が販売されています。


パット見た感じ見た目は変わらないような気がしますが…

私がコンフォートブーツ2を買った時の金額がたしか4万円くらいだったので、コンフォートブーツ3の6万円弱というのは随分高く感じますね~

まぁ5年前と今とではありとあらゆるものの値段が違うので仕方ないです。

国内生産の革のブーツ、しかも手の込んだ作りになっているのでこの価格は十分価格以上の価値があるんじゃないかと思います。

さて、このコンフォートブーツですが1番の特徴としては、革製のロングブーツであること、でしょうか。

後継のコンフォートブーツ3も含めると約40年ラインナップされ続けているクシタニ伝統のブーツなのです。

昔からバイクに乗っている方には懐かしく感じるアイテムかもしれませんが、今回はギリ20代の筆者が感じるコンフォートブーツの良さをお伝えできたらと思います。

普段の使い方

まずは私が普段コンフォートブーツをどんな使い方をしているかご紹介します。

普段の使い方としては主にツーリング全般ですね。

通勤時は違うシューズを履いています。

さすがにこんなデカいブーツを職場に履いていくのは…邪魔になりますしね。

以前はツーリングなら季節問わずに使っていましたが、流石に真夏は暑すぎて厳しいということで、去年くらいからは真夏以外の時期に使っています。

革なので通気性はあんまりですし、黒いので真夏はキツイですw

また、ツーリング先でバイクを降りて歩いたりするときも基本的にはそのまま履いています。

泊りでのロングツーリングの際もコレだけで行っている時も多いですね~

某神社なんかのほぼ登山レベルの場所もこれで行っています。

一般的にはかなりハードにガシガシ使っているという認識になるのではないでしょうか?

手入れは汚れを落としたり、革の擦れてきたところにクリームを塗布したりするくらいですね。

そもそも撥水革なのでクリームを塗ったところで弾きますし。

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5年履いたコンフォートブーツ2

ここが良いよ、コンフォートブーツ

では私が5年ほど愛用しているコンフォートブーツの良さを語っていきたいと思います。

今回の生地は100パーセント主観に基づいておりますので悪しからず。

新品の時のコンフォートブーツ2

革がしっかりしている&馴染むととても柔らかい

まずはこれ、このコンフォートブーツの革はとてもしっかりした革が使われていて、品質の良さを感じられるものなのです。

5年以上履いていますが劣化してボロボロになるなんてこともなく、まだまだ履き続けられそうです。

最初は少し硬かったのですが今ではすっかり馴染んで、バイク乗車中に足を動かしたり、降りてから歩いたりといったときにも全く違和感なく動かすことができています。

ツーリング中にバイクを降りて歩き回ることもあると思いますが、

手持ちの革のブーツはこれだけなのですが、革のブーツって馴染むとこんなに柔らかくなるんですね~

革自体が馴染んで柔らかくなってくる他にも、ブーツ自体のシャーリングの効果もありそうです。

ちなみにコンフォートブーツに使われている革は撥水加工のされたKWPレザーなので、多少なら雨が降っても弾いてくれます。

もちろん、あくまでも撥水なので防水素材のブーツ程雨水を防いではくれませんし、土砂降りの場合等は素直にブーツカバーを使った方が良いです。

作りが良い

次にこちら、作りが良い、です。

海外生産のものが多い中で、コンフォートブーツは国内生産を続けています

最近では海外生産のものもクオリティが上がっていますし、国産のものと変わらないくらいのクオリティも出せるようにはなっていますが、やっぱり国産の革ブーツならではの職人の仕事って感じの作りの良さです。

縫製等もとてもしっかりしていますし、靴としてのフィット感が抜群でどこかが足を圧迫して痛い、なんてこともなく快適なのは作りの良さから来るものかもしれません。

靴を作るときの木型なんかも日本人向けのものを使って作られているので、ここも良いポイントですね。

ロングブーツなので、冬場も革自体が冷えてきて寒いというのはあるのですが、風を通さないので足首が風に当たったりして寒いなんてこともないのも良いです。

あ、夏場ばダメですよ、おとなしく他のメッシュ素材のシューズを履いた方が良いです、ほんとに。

修理ができる

私自身はまだ利用したことが無いのですが、コンフォートブーツは修理ができます

ソールの張替えはもちろん、くっつかなくなってしまったベルクロの部分や、動きの渋くなったファスナー、傷んできた革の部分等様々な部分の修理交換が可能です。

ソールは消耗しますし、ベルクロやファスナーも長年使っていると劣化してくる部分なので、交換できるのはありがたいです。

車体に接する部分の革、特にシフトガード部分は傷んでくるのでそのうち交換が必要になりそうですから、私もそろそろ修理のお世話になるかもしれません。

レトロなデザイン

これは人によって好き嫌いが分かれる部分なので完全に私の主観ですw

約40年前からほぼ変わらないデザインなので、これをレトロで良いと捉えるか古臭いと捉えるかは人それぞれかと思います

個人的にはレトロでいいなと思いますね~

一周回ってなかなか素敵なのではないかと。

クラシカルなバイクにも合いそうですし、私の乗っているCB650Rみたいなネオレトロ系のバイクにも良いのではないかと思います。

もちろん、発売当時はレーシングブーツとして使われていたということなので、フルカウルのバイクにも良いですね~

細身のパンツをブーツインしても良いと思いますし、ブーツアウトで履いてもどっちでも良さそうです。

ただ、細身なので厚みのあるパンツをブーツインするのは厳しいかもしれません。

履いたらこんな感じ(新品時)

微妙なところはココ!

個人的にはかなり気に入って使っているので、いまいちだなぁと感じる所はそんなにないんですが、人によっては気になるかもしれないところはあるのでご紹介。

まず、足首あたりの作りが結構タイトです。

私はそれほど足が太い方ではないのであまり気にならないのですが、わりとタイトな作りなので気になる方は気になるかなと思います。

同じく、ふくらはぎあたりもタイトめな作りです。

こちらは修理時等に広げてもらうこともできたりしますので、気になった方はお店で相談してみるのも手ですね~

あと、1番気になる点はやはりお値段でしょうか…?

現在販売されているコンフォートブーツ3の金額は税込で58300円。

う~ん、結構高いですw

少なくとも安くはないw

バイク用品に限らず、物価高ですので色々なモノが値上がりしていますが、コンフォートブーツ2が5年前に約4万円で購入できたことを考えると…

値段上がりすぎでは?

大体1.5倍ですよ。

バイク用品の値上がり幅えげつないな、と思う今日この頃です。

もちろんモノ自体はめちゃくちゃ良いです。

修理もできますし、長く使えるものだと思うので、今後どれくらいの期間使うかで値段に対する評価は変わってくるかなと思いますね~

まとめ

高額ではありますが、作りも良くレトロデザインで長く使うことのできるコンフォートブーツ、気になる方は是非試してみてはいかがでしょうか?

気に入ればきっとツーリングに欠かせないアイテムになると思います!

では!


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